本で賢く変わる

本から得られる知識で人生変える

時間術によくある根本的な間違い 急がないと貴重な時間が無くなってしまいます...

こんにちは、ぷぺ。です!

あなたは「時間がない!」「1日が24時間以上あったら良いのに」と思ったことはありませんか?(それは僕ですねw)

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時間効率や、生産性向上のために様々なテクニックを使ってみたけどイマイチ効果を感じられず、山のようにあるタスク(やりたいこともやらないといけないことも含めて)は全くなくならないという経験は?

日々の仕事・家事・勉強・趣味など人間はやりたい事から、やらないといけない事まで山のようにありますよね…

山に登った事のない人が、「今からエベレストに登ってください!」と言われるくらいに途方に暮れてしまうくらいに。

実は効率化を気にするほど、作業効率は下がる事が最近の研究でわかっています。その理由は、時間効率の追求が判断能力を下げるからです。

あなたはこんな経験ないでしょうか?家事や仕事などでいくつものやることを効率よくこなしたのに、大事なタスクをすっかり忘れてしまっていた…

この現象は行動科学では「トンネリング」と言われています。複数のタスクを効率よくこなしていく中で脳の処理能力が限界に達し、適切な選択をする能力が低下した状態のことを指します。

経済学者のセンディル・ムッライナタンらの研究によれば、トンネリング状態の人はIQが13ポイント下がると言っています。これは、一晩眠らずに過ごした時と同じ低下度です。

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トンネリングに陥ると手軽なタスクにいきがちになったり、戦略的な計画を立てられなくなり、長期的にみて重要なタスクをサボりやすくなります。

やらないといけない事があるのに、そういう時に限って、別のどうでもいいことで時間を浪費してしまうのはこのためです。

そこで今回は、忙しく過ごしている人たちの「忙しさ」を軽減し、時間の使い方の根本的な改善方法を紹介します。

ここで紹介する方法を使えば、時間の使い方を改め溜まっているタスクをパパッと処理できるようになります。

自分が本気でやりたい!と思える事、大好きな事や大好きな人達と時間を使える人になってください!

詳しい内容は書籍のリンク貼っておきますのでチェックしてください

 

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目次

1.まず自分の取り分を取っておく

2.短時間でいいから毎日やる

3.固定リストと開放リストを作る

4.あえて不便な環境にする

5.まとめ

 

1.まず自分の取り分を取っておく

あなたは毎月の給料から貯金しようとしています。その時どのタイミングで貯金していますか?

給料が入ってすぐ?それとも余ったら?

貯金をする時は、お金が入ったらすぐに別の口座に移すなどして、最初から省いたほうが貯金の額が増えると言われています。

時間でも同じ事が言えます。事前に何か目標のある大事なタスクは、時間のある1日の初めに時間を確保しておくという考え方です。

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肉体的・精神的に余裕がある時にやった方が集中できるというのもありますが、後回しにするとSNSのチェック・ゲーム・YouTubeといった、どうでもいい事に時間を使って1日の後半には時間がなくなる事が非常に多いからです。

冒頭でも言いましたが、人間はやることが多いんです。いつまで経ってもなくなることはありません。

事前に時間を確保しておかないと、別のタスクに埋もれてしまいます。

短い時間であれば大抵の人が時間を取れるはずですから、1日の初めは大事なことから始めてみましょう。

 

2.短時間でいいから毎日やる

欲張らないこと。焦らないこと。習慣でもそうですがこれが鉄則だと僕は思います!

大事なタスクに取り組む時「毎日8時間〇〇する!」という、いかにも根性系の人は周りにいませんか?

よくあることですが、いきなり長時間取り組むと嫌になって続かなくなる事がほとんどです。

心理学者のロバート・ボイスが行った研究によれば、学者たちの執筆習慣を調べたところ、結果を出している作家は1日の執筆時間は短いと10分、長くても4時間以内という結果が出ています。

つまり、短時間でも毎日コツコツやっている人の方が、成果を上げているんです。

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一方そうでない人は、結果を早く求めるあまり、早く仕上げようとしたり、1日で長時間やったりして続かなくなります。そして次第にサボるようになるのです。焦らないでコツコツやる事が大事です。

ロバート・ボイスはさらに、「1日に割り当てた時間が終わったら手を止めて立ち上がること」と言っています。

例えば何かに1時間と時間を割り当てていたら、1時間以上は気分が乗っていても、体力に余力があってもしない事です。

これはあえて手を止めることで、次回やる時のモチベーションを保つためです。

人間は中途半端になっているタスクがあると、「終わらしたい」と気になってしまう心理傾向があることも関係しています。これをうまく利用して、時間になったら、中途半端でもそのタスクは次回に持ち越しましょう。

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ここまで読んでくれてありがとうございます♪紹介したいテクニックがあと2つ残っています!あと半分なので、前半の半分を読めたあなたなら残り半分もあっという間に読めるはずです👊

 

3.固定リストと開放リストを作る

限られた時間の中で(そして今ある自分の能力で)、時間をうまく使うことは、山のようにあるタスクを効率よく全て片付けることではありません。

タスクは絶対に0になることはないし、人間に全てのタスクを片付ける時間もありません。

ではどうするのかというと、取捨選択するんです。

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手順は3つ

①開放リストを作る

このリストは自分がやりたいこと・やらないといけないことなど何でもいいので、思いつく限り挙げていきます。ジャンルは問いません

②固定リストを作る

開放リストができたら、今度は固定リストを作っていきます。

開放リストで挙げたタスクの中から、重要だと思うものをいくつか固定リストに移動していきます。

数は特に決まりはありませんが、多すぎると処理が大変になるので少ない方がいいと思います。個人的には多くても3つでいいと思いますが、個数は自分の時間の余裕と相談して決めましょう。

③固定リストからタスクを選択する

2つのリストが出来たら、実際にタスクを処理していきます。

ポイントは、この時決めたタスクが終わるまでは他のタスクはやらないことです。

必ず1つ終わってから次のタスクに移りましょう

固定リストにあるタスクが無くなったら、開放リストから固定リストにまた移動させていきます。

こうすることで、複数のタスクを同時進行で行うマルチタスクから、1つづつ処理するシングルタスクになります。1つ1つのタスクに集中して取り組む事ができるようになるので、マルチタスクよりも早く処理ができるようになります。

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注意点としては、開放リストに挙げたタスクを全部処理しようとしないこと。

少し前でも言いましたが、やることは無くなることはありませんし、この2つのリストは重要なタスクと、そこまででもないタスクを分けるのが目的です。「大事なタスクが終わった」くらいの感覚で使いましょう。

 

4.あえて不便な環境にする

あなたはこんな経験ありませんか?勉強が家だと集中できないのに、カフェに行ったら何故か集中できるなんて経験。

周りの雑音がうるさくて集中できないというはあるかもしれませんが、そこまでダラダラしてしまうということはないと思います。

これは家のように、物がいっぱいあって注意が逸れやすい環境で無くなったからです。何かに集中する時には、集中できる環境づくりが欠かせません。

つまり、家で集中できるようにするためには、注意が逸れてしまうものを自分から遠ざける必要があります。

その1つとして、スマホの通知を全てオフにしたり、どこか戸棚の引き出しにしまってしまうのがあります。家族やパートナーと一緒に暮らしているのであれば第三者に預けてしまう手もありです。

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要はできるだけ自分から遠ざけてください。1回試してみればわかりますが少し不便に感じたり、使う用事を思い出して気になったりします。

ですが、使えない以上どうすることもできないので、すぐに忘れてしまいます。それくらいスマホを使わないといけない用事ってそこまで多くないのです。

それだけいっときの感情やきっかけで使っているわけですね。

自分は1人暮らしのため、誰かに預けることができないので、タイムロッキングコンテナを活用して使えない時間を意図的に作っています。

とは言っても自分で容器に入れる必要があるので、目につく所に置いていないと忘れてしまうこともありました。そこから玄関横にある棚に置いておくことで、帰ってきた時にすぐ目について思い出せるようにきっかけを作っています。

こうすることで、スマホでダラダラする時間をなるべく減らしています。

タブレットタイプのリンクを貼っておきますが、タイムロッキングコンテナはいろんなタイプがありますので目的に合わせて検索してください。

 

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5.まとめ

最近は色々な物の発達によって生活しやすい社会になってきてますが、その反面便利になりすぎることで、やりことがあるのにやりたいことがうまくできない、ある種の不便になっているなと感じます。

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確かに、昔と比べれば快適にはなったと思います。ですが、少し不便だからこそ、自分の行動をコントロールできる部分もあるのかもしれません。

苦痛に感じるかもしれませんが、便利にして時間的余裕を作ることで、その生まれた余裕で「何をするのか」を明確にして取捨選択をすることが、限られた時間の中で自分のやりたいことをやる方法の1つではないかと思います。

僕は以前、会社勤めをしながら配信・読書・ジムでの筋トレをやっていた時があります。どれもそれなりに時間がかかるタスクです。

当時は、何の根拠もなく1日で全部こなせると思っていました。ところが途中で限界を感じ、「全部を優先はできない。何を優先したらいいかな?」と考えるようになったんです。

そこからジムは解約して家での自重に切り替え、配信はお休みしています。ジムと配信は諦めて、読書に時間を使うようにしたんです。もちろん、どちらもやりたいし、今後一生やらないわけでもありません。

このように、何を優先して、何を諦めるのかを決めることで物事に集中できるようになるのです。

あなたも、やりたいことが多いかもしれません。それを全てこなすことはできないと思います。人間は様々なことを全てこなすには、あまりにも時間が短いため賢く選んでいく必要があるからです。

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この選択をすることは、やりたい事を諦めたりと苦痛に感じることもあります。ですが、「できないこと」を受け入れて、今ある大事なことに集中すれば、そこから得られるモノもあるのではないでしょうか?